昨日美容室に行った時、美容師さんに
「中国の武漢上空に亜硫酸ガスが充満しているらしいよ!」
「この亜硫酸ガスは14000人の遺体を焼かないと出ないレベルらしいよ!」
との噂を聞きました。
なので本当かどうか、元ネタの台湾ニュースを読んでみました!
武漢上空に亜硫酸ガスのニュースは台湾ニュース!
このネタがどこからか調べると
「遺体を燃やすと出る亜硫酸ガス、武漢上空で大量検出…1万4000体は燃やさないとこのレベルのガスは出ない。これが事実なら、これまで中国政府が対外的に公表した死亡者数900人は、完全に嘘という話になる。」https://t.co/53Z9EGqIuX
— @camomillem0703 (@camomillem0703) February 11, 2020
このサイトから飛んでいくと…
この記事の元ネタとしてあったのは2月10日の台湾ニュースに載っていました!
https://www.taiwannews.com.tw/en/news/3874013#
実際に記事がありました!
亜硫酸ガスの原因は?台湾ニュースを読んでみた!
このニュースを読んでみると、
タイトル
「Rise in sulfur dioxide could be sign of mass cremations in Wuhan」
訳すと
『武漢で二酸化硫黄が増加!大量の火葬の可能性あり!?』
タイトルがすごいですね!
しかも全部英語…
自力ではよめないので、Google翻訳で読んでみました。
要約すると
NASAの衛星画像で1月11日から2月11日までの火災が劇的に増加していることが確認された。
武漢の葬儀場職員の話では葬儀場では新型コロナウイルスで1日平均225人が亡くなっているとの話でした。
武漢で8つの葬儀場があるから単純計算だと1628人。21日間で34200人が亡くなっている?
2月9日台湾ニュースのWINDY.comのデータでは、武漢周辺の二酸化硫黄レベルの上昇があった。同じレベルの上昇は重慶を除いて他の都市ではみられなかった。
二酸化硫黄の危険レベルは80ug/m3で今回は1700ug/m3になっている。
原因として考えられるのは
1、発電所
これはほかの発電所と変わらない稼働しかしていなかった。
2、ゴミと動物の焼却
ゴミを埋める慣習があるため疑問が残る。
3、死体を燃やしている
その場合、この二酸化硫黄レベルになるには計算上、14000体の燃焼が必要。
Twitterユーザーのvet watchingによると汚染された医療廃棄物の大量焼却でも起こると話しており、環境科学者のDr.ホルヘ・エマニュエルも「医療品の大量焼却で二酸化硫黄を含む多くの汚染物質が放出される。」と言っている。
大まかに読んだので間違っている可能性がありますが、
こんな感じでした。
「つまり、医療品をめっちゃ燃やしているからなんじゃないの?」
ってことですよね!
まとめ
今回の『武漢で亜硫酸ガスが大量に出ていて、14000人火葬している?』という噂は、
台湾ニュースで報じられ、
事実としては
「二酸化硫黄がやたら出ている」だけで、
人ではなく、医療品の焼却が原因の可能性が高い。
でも、中国が情報を隠している可能性があるから
もしかしたら14000人くらい亡くなっていて、火葬されているかも。
という推測の話でした。
でも、そう言った推測をしちゃうあたり怖いですね!
普段なら信じないことも、状況次第では信じてしまうこともあるので、しっかり情報の選択はしていこうと思いました。